【竜操教室 塾長日記】県立普通科の高校生は、ぜひ進路指導室へ行ってみよう・・・

夏休みが開けると、大事な大事な季節。

そう、指定校推薦の選考期間に入ります。

そんなこと言うと、すぐ怒る人が一部居るので、あまり大ぴらには言えませんが、まずは進路指導室へ行って、どこの大学からどんな条件で指定校が来ているのかを調べるところからです。

特に、１、２年生。

指定校は考えたことあるの？って聞くと、ほとんどの生徒が、私なんて無理です！って言うんですけどね。

無理かどうかは、基準を超えているかどうかとライバルの存在のみで決まるのです。

調べるだけならタダですから、とりあえず見るだけ見ておくことが大事。

へー、こんな大学から、推薦が来てるんだ・・・

それによって、評価点を取るモチベーションにつながることも充分にあります。

私立高校は有名どころの指定校は激戦のことが多いようですが、県立はそうとも言えません。

特に、指定校の「し」や推薦の「す」の字でも口にしようものなら、担任から即説教をされてしまうことで有名な某県立Ａ高校などは、優秀な生徒がこぞって一般入試を目指すので、指定校は穴場になっていることが多いです。

希望者が無いとの理由で、早慶クラスの指定校も簡単に流してしまうというのは有名な話。

せっかく勉強をしているのだから、自分の実力がどれほどなのか一般入試で試してみたい・・・という気持ちも充分わかりますが、その話と、実際にどこに進学するのかという話は別問題として考えるべきものと思います。

間違いないのは、行きたい大学へ指定校で行けるなら、絶対指定校を目指すべきだということ。

友達や、時には担任の先生から「卑怯者！」と呼ばれても、気にしてはいけないのです。

そもそも、なんで卑怯者呼ばわりされないといけないんでしょうね。

皆が同じ基準の中で勝負をしているのですから、まったく意味がわかりません。