【竜操教室 塾長日記】日本人ですから、日本語をちゃんと使えるようになってほしい

で、何を聞かれてるの?


結局、何を答えたら良いの?


そう問い直すことがたびたびあります。


問題文をしっかり読むというごく基本的なことができていない生徒は、点数もそれなりにしか取れません。


どの教科でも同じことです。


最優先なのは、聞かれていることに的確に答える。


センター試験が共通テストになって、一番大きく変わってきているのは、この点だと思います。


どの教科もです。


目指そうとしている方向性ははっきりしてますけどね。


それに向けてもっと小さい頃から日本語力を磨く努力を促す施策が無いと、ついていけるのは一握りですよ。


それもはっきりしています。


以前、日本語学校の講師をしている知人が、「日本人にも日本語を勉強している外国人向けのプログラムを一通りやれば良いんだよ」と言ってましたけど、ほんとに、そうだと思います。


日本人も、外国人向けの日本語能力検定を受けさせてみれば良いんですよ。


中学生は、それこそ格差がはっきり出ると思います。


せめてN3ぐらいは満点取れないと中学卒業させちゃダメとか、N1に合格しないと大学受験資格が無いとか・・・・。


外国人には基準を求めるのに、日本人がその基準をクリアできないなんてことにならないようにして欲しいと思います。

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