【竜操教室 塾長日記】シンプルだけど必ず結果につながること。
中学生で国語の力が心配な生徒は、ほとんどの場合、必要な語彙が不足しています。
そして、その語彙不足は漢字の知識不足とも密接に絡んでいます。
ということで、国語力をなんとかしようと思った生徒については、DSの漢検対策ソフトをやり込ませることにしています。
中学卒業レベルは3級ですから、何度やっても3級を合格する状態、準2級でも読みならほぼすべて読めるような状態を目標にしています。
が・・・
多くの中学生にやらせるてみるようになって改めて気づいたのですが、国語力が弱い生徒というのは、6級(小5)や7級(小4)でも合格するのがやっとのレベルです。
問題に登場する熟語や言葉の意味もわからないものが多く、そんな状態で入試問題に出てくる長文を読ませたところで、その内容が充分に理解できているはずはありません。
算数の四則計算もそうですが、漢字にしても、小さいころからドリルを毎日のように宿題で出されて、それをコツコツと積み重ねてきた結果としての今があります。
日々の差はほんの僅かなことだったかもしれませんが、それが何年も積み重なるともはやすぐには何ともすることのできないほどの大きな差になってしまっているのです。
目には見えませんけどね。
それが漢検対策ソフトをやらせたら、はっきり可視化できます。
そして、毎日やり込むと、確実にレベルアップしていくこともはっきりしています。
あとは時間の確保と本人のモチベーション維持が問題なのですが・・・
結局そこが今の状況を作っているのだし、未来の状況も作っていくことになるのだということを理解してもらうしかないですね。
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