【竜操教室 塾長日記】そんなこと聞いてるんじゃなくて・・・
期末テストが返却されています。
「結果はどうだった?」と尋ねた時、単に「悪かった。」というだけでは今後に何もつながりません。
同じ「悪かった」という評価でも、いったい何がどう悪かったのかを考える習慣をつけて欲しいのです。
それは保護者の方も同じです。
50点を取ってきたとして、それを単純に「悪いね!」と評価していたのでは、子供の考えも「悪かった」の一辺倒になってしまいます。
テストに向けて、何を頑張ったのか、それとも頑張らなかったのか。
頑張ったことは点数につながったのか、それともつながらなかったのか。
頑張り具合は現時点での精一杯だったのか、それともまだまだ余裕があったのか。(これは特に本人なりの分析が重要です)
当然、問題の難易度も違うし平均点だって違うし、得意単元や不得意単元などの違いだってあるでしょう。
結果として、自分はこの点数に満足しているのか、満足はしていないが精一杯なのか、それとも不満なのか。
最終的にはこの部分なんですけどね。
本人が現状に不満に思っていたり、もっと頑張れると思っていない限り、学習が成果につながることはありません。
本人の気持ちよりも前に、保護者が自分の気持ちや価値観を押し付けてしまうことを続けていると、本人は自分では何も考えなくなってしまいます。
そういう状態の生徒は、押しても引いても・・・
まず、自分で自分の現状をしっかり把握して、どうしないといけないのかも自分で考えて、結果についても自分がまず興味を持つように仕向けていくことが成績UPの近道だと塾長は思います。
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