【竜操教室 塾長日記】わからなければ何度でも聞くし、何度でもやる。

映像授業で動画を見ると、なんだかわかりにくいなぁ・・・という感想を持つかもしれません。


目の前で先生がライブで授業をしてくれた方がわかりやすいという人も多いでしょう。


でも、塾をしていると、「学校の先生が何言ってるかまったくわからない。」という声もよく聞きます。


つまり、ライブで対面だから良いというわけではないと思います。


で、塾で先生に聞くとよくわかるって褒めてもらえることがあるのですが・・・


先生教え方上手いですね、って褒めてもらえるのはうれしいことですが、そんな塾長も学校で教えている生徒たちにはおそらく、「何言ってるかわかんない」って言われているんだと思います。


だって、学校の先生が教えることは生徒にとって初めて聞くことばかりだから。


1回聞いただけで理解できたら苦労はしないのです。


学校の授業で1回聞いて、その時はわからなくても、塾へ行って2回目を聞いたらよくわかったというのは、ある意味当たり前の話です。


同じ内容を2回、3回と聞いていくことでだんだん理解が深まるし、その間に自分自身でも問題を何度か解いてみているから、よくわかるようになるのです。


映像授業だったら、わからなければ何度も聞きなおせば良いわけで、ここが先生の生授業とは違う大きなメリットだと塾長は思います。


いつでも好きな時に、必要なところだけ、何度でも繰り返し聞くことができるし、何度同じ話をさせても、先生に気を遣う必要がありません。


でも、やれ!って言われるからやるという意識だと、映像も見ろ!と言われるから見るだけなので、1回見たら終わりです。


この単元を理解することが目的であれば、理解できるようになるまで何度でも見返すのが当たり前になるはずなのですが、なかなかそういう意識にはならないようです。


小学校、中学校と、宿題は言われたことを終わらせるものだと刷り込まれているんでしょうね。


そして、その言われたことを終わらせることが勉強だと思い込んでいるので、それを修正するのが大変なのです。


勉強は、できないことをできるようにすることなんですけどね。

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