【竜操教室 塾長日記】大量の課題の前に、今示すべきは「あるべき姿」ではないのか

学校が休みでいろんなことに制約がかかっていますが・・・


生徒たちがこの期間に、この1学期に、この年度に、そして次の入試までに、習得しないといけない内容というのはほぼ決まっているわけで。


例えば中3生ならば、あと約300日後の高校入試の時に、どれだけの内容を学習しておかないといけないのかは、すでにわかっているのです。


学校が休みになろうが、授業を受けられないことがあろうが、結果は出さないといけないし、そのための努力は続けなければいけないでしょう。


やれって言われたことを、やれって言われたからやるという他力本願な意識を変えないといけないのです。


そもそも何のために勉強をしているのかを見つめなおすチャンスでしょう。


休校中なのを良いことに、昼まで寝ていたって、夜中までゲームしてたって、課題は答の丸写しをしていたって、そんなことは自分の思う通り好きにしてりゃいいんですよ。


学校に拘束されず自由になった時間をどう使うかは自由です。


ただその代わり、300日後にはその結果を問われるってことだけはしっかり頭に叩き込んでおかないといけません。


学校や先生たちが今こそ子供たちに示さなければいけないのは、1か月後、半年後、1年後、その先の近い将来における「あるべき姿」ではないかと思います。


それさえ理解させることができれば、目の前の休校とか課題とか、そんなもんは小さな問題でしかありません。


やれって言われるからやるわけじゃなくて、近い将来の自分の「あるべき姿」に向かって、必要だからやる。


自分の意志で。


この危機こそチャンスに変えて、そういう自律的な生徒が増えていくことを望みたいと思います。

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