【竜操教室 塾長日記】食わず嫌いは良くないと思います。

映像授業と言うと、敵意をむき出しにする指導者の方、あるいは効果を疑問視する保護者の方が多かったのですが、このところちょっと風向きが変わってきているように感じます。


コロナ感染の影響で、やむにやまれずオンライン授業や映像授業などを導入した学校や塾の先生の多くが、あるいは子供たちにやらせてみた保護者の方が、それらを実際に使ってみたうえで、そのメリットとデメリットを肌で感じることができたのだろうと思います。


映像だAIだと言ってみたところで、所詮、問題集や辞書などと同じく単なる教育ツールのひとつにすぎないので、それをどう上手く使えば最大限の効果を上げられるのかを考えるのは最終的には人間なんですよ。


それをあたかも自分に対する対抗軸のようにとらえて、使いもせずに、使い方も考えず、効果検証もしないで、「俺様の対面指導こそがなによりも最高!」と言ってるだけの指導者では、一部の本当のプロフェッショナルを除いて、時代に淘汰されるのはほぼ間違いありません。


対面には対面の、オンラインにはオンラインの、映像には映像の、AIにはAIのメリットとデメリットがあるので、どれかがどれかに100%取って変わることは無く、どのように組み合わせていくのかを考え続けていくことが必要です。


状況を見て勉強し、努力し、日々の変化に適応していくこと。


今のような緊急事態だからこそ、問われる能力だと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000