【竜操教室 塾長日記】要するに、なんで答をくばらないのか!ってことなんです。

お願いなので、答の無い問題を解かせるのを止めてください。


長い人生では、答の無い問題を解かなければいけない・・・


そんなことはわかってますが、学校の教科指導で答を渡さないで問題だけをやらせるのを止めて欲しいのです。


もちろん、後日授業で解説をするから自分なりに調べたり考えたりして来い!というのであれば良いですよ。


でも、そうではなくて、家庭での自主学習用に教材を配るのであれば、答は必須でしょ?


なのに、故意なのか過失なのかわかりませんが、自主学習用のワークやプリント類の答を配らない先生が居ます。


今回の期末テストでは、同じ学年の別のクラスで、一方は対策プリントと答が配られ、他方では対策プリントだけしか配られないという状況がありました。


素直な生徒は、テスト直前の貴重な時間の中で、教科書や辞書を調べながら長い時間かかってなんとか対策プリントを仕上げていましたけど、結局答が無いので、それが本当の正解なのかわからないままになってたんですよ。


一方の生徒は、正解を見ながらさくさくと暗記を進めていました。


明らかに不公平です。


塾でクラス間の比較ができたから、正解をコピーして対応しましたが、そうでなかったら絶対にこのクラス間の不公平(つまりは担当の先生による不公平)には気が付きません。


つまり、クレームも上がらずに、そのまま同じような不公平が続くことになります。


担当する先生の個性による違いはしょうがないと思いますが、同じ学校内で、プリントを配るか配らないか、その答を配るか配らないかというような物理的な不公平はほんとにやめて欲しいと思います。


もちろん、すべて問題とセットで答を配るという方針に統一して欲しいわけですが。


なんでそんなことになるんだろ・・・。


ともかく、子供たちの自律的な学習を促す意味でも、答を丸写しの材料としか見れない、そういう価値観を改めて欲しいと強く願います。

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