【竜操教室 塾長日記】話が長けりゃいいってもんじゃなかろう?
県立一般入試、問題を解いてみました。
傾向としてしょうがないのだとは思いますが、問題に直接関係のない文章がやたらと多いのが気になります。
これを思考力と呼ぶのか・・・
理科も社会も、長い文章も、前提条件も、何にも関係なく、ただ一問一答形式の問題が続くだけ・・・
早く本題に入れよ!
そういう印象です。
文章をぱっと読んで、ザクっと内容をつかんで、ここは必要だけどここは要らない!と取捨選択できる力を求められています。
そんなことができる上位層にとっては、問題自体は易しすぎるように思いました。
逆にこんな問題ばかりだと、中位から下位層の子たちには、混乱を避けて時間を節約するためにも、問題文はきっちり読むな!って指導になっちゃいそうです。
いいのかな。
あと気になるのは、割合がらみの問題の多さでしょうか。
数学だけでなくて、英語にも理科にも社会にも、割合の感覚が必要な問題がありました。
中学生の「割合」の感覚のズレを舐めてはいけません。
問題を作っている先生方は、普通の中学生がどれくらい「割合」を理解できていないかを知らないんですね、きっと。
こんなに割合を重視するなら、小学校でもっとちゃんと指導しないとダメと思んですけど・・・。
まあ、ボヤいてみても仕方がないので、ともかくなんとか対応できるようにしていかなければと思います。
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