【竜操教室 塾長日記】わからない・・・からどうするの?
真面目で、しかもそこそこ出来る子に多いのですが・・・
問題を、順番に終わらせようとする癖がついています。
最初から順番に解いていくので、途中で難しい問題にぶつかると、その問題をなんとかしよう!という気持ちが最優先になってしまうのです。
プリントやワークの序盤で難しい問題にぶつかると、その問題を見つめたまま固まってしまいます。
そして、5分、10分と時間だけが過ぎていき、気が付くと眠くなったり、だるくなったり。
気が付くと結構時間が経ってしまっている・・・ということがよくあります。
まだ序盤なのに・・・
そんなことをしていたら、全然課題が進みません。
わからない問題、それも自分では解決方法もわからない問題を考え続けることほど疲れるものはありません。
結果として、時間を浪費するだけでなく学習をする体力までを奪ってしまい、時間がかかっている割に量をこなせない非効率的な勉強になっているのです。
全ての問題を初見で、しかも自力で解けるなら苦労はしません。
これはちょっとわからないな・・・と思ったら、さっさと飛ばして、できる問題をまず片づけることが大事。
今やらなければいけないことを一通り終わらせたあとで、飛ばした問題をじっくり考えるなり、答や解説を読むなり、他人に聞くなりすれば良いのです。
自力でできる問題かそうでないか、答を見ればできるようになる問題かそうでないか、他人に聞かないとわからない問題なのか。
それを判断して、優先順位をつけて、さらに時間を区切って問題をどんどんこなしていけるようになることが自学ができるってことだと思います。
そういうやり方を身に付けさせなければと思います。
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