【竜操教室 塾長日記】逆ですよ。逆!

いよいよ私立高校一期入試の出願です。


このところ、どこの私立も「評定基準」なるものが登場し、学校によってはその評定をクリアしていれば、ほぼ合格は間違いなしという状況です。


受験生とその家族の立場からすれば、一発勝負の入試の不安が払拭されるのは歓迎すべきところ・・・かもしれません。


が、


そんなことで良いんでしょうかね~。


毎年のことですが、放っておいてもちゃんと勉強するだろう県立普通科進学校への進学希望の生徒は一番最後の一般入試まで進路が決まらないのに、勉強に後ろ向きな私立専願組が早々に合格してしまうこの制度・・・


2月3月の追い込みの時期になればなるほど、すでに進路が決まった一部の生徒たちのせいで学校の授業レベルの維持が難しくなるという矛盾。


ちょと問題ではないですか?


就職活動は、優秀な学生から順番に内定が決まっていくものです。


頑張っている人ほど楽ができて、優先されて、特典がある・・・それが社会では当たり前ではないかと思います。


同じように、高校にしても大学にしても、優秀な生徒から進路が優先して決まっていく制度にすれば良いのに・・・と単純に思います。

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