【竜操教室 塾長日記】解き方のわかってる問題を絶対に間違えてはいけない!
昨日の途中式の話にもつながることですが・・・
数学の点数を取るためには、確実性を増すことが一番です。
解き方のわかっている問題を確実に100%正解することが最優先でなければいけません。
(ただし、ほら、だから途中式必要だろ?というのは、「臨機応変だ」というのは前述の記事の通り。)
解き方がわからない問題を延々と考えることも必要な場合がありますが、それはテストの時ではありません。
テストの時点で解き方がわからないのであれば、その問題は残念ながらあきらめるしかありません。
あきらめないまでも、優先順位は大きく下がります。
限られた時間の中でまず最優先で取り組まなければいけないのは、解き方のわかった問題を確実に得点すること。
そして、それをテストという緊張感の中でこなしていくためには、普段の勉強から、解けるはずの問題を確実に100%正解するのが当たり前になっていなければいけないのです。
例えば九九ですが、81通りのかけ算の暗算を口に出して言ってみた時に、中高生で毎回1つは言い間違えるようだと、かなり問題でしょ?
ところが、これが正負の数の四則計算や文字式の四則計算、一次方程式や連立方程式の計算問題になると、100問に1問らい間違っても、よくあるケアレスミスで済まされてしまうのです。
いやいや、解き方を理解している問題を、絶対間違えちゃダメなんです。
少なくとも、100個に1個、1000個に1個も間違えちゃダメなんだという意識と、解き方のわかっている問題を間違えることに対する強烈な危機感を持たない限り、確実性は増してこないのです。
解き方のわからない問題に手を出すのは、そのあとですから、肝に銘じておいて欲しいと思います。
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