【竜操教室 塾長日記】答合わせはすぐに、しかもこまめにやる!

数学の問題集やワークですが・・・


たいてい、まず基本事項の説明があり、例題があって、そこから類題、基本問題、練習問題、応用問題、チャレンジ問題・・・というように階段を上がっていくような構成になっています。


同じタイプの問題を繰り返し解くことで定着させようとしているのは誰でもわかることです。


が、


その目的に沿って学習をしなければ何の意味もありません。


同じタイプの問題を解いていくのですから、一つ解くたびに、階段を一つ登るたびに、答合わせをして、自分の考え方が間違っていないのかの確認をする必要があります。


もし間違えていれば、正しい解き方を確認して、それを次の問題で活かすことで、一歩一歩階段を上っていくのです。


ところが、答合わせを細かくする習慣になっていない生徒たちは、平気で一気に解いてしまいます。


ちゃんと正解していれば良いですが、もし最初から間違っていたら、その後はただ間違いを繰り返し続けることになってしまいます。


階段を上ることができず、その場で足踏みするだけでなくて、下手をするとその間違ったやり方を定着してしまうことにもつながりかねません。


だから、答合わせは問題を解くたびにやるべきなのです。


でもね・・・


そもそも問題集だけ渡して、答や解説を渡さない大人がいっぱいいますから。


だから、それに慣らされた生徒たちも、一気に問題を解いて答合わせは後からまとめてやる勉強スタイルになってしまうのです。


習慣化してしまうと、直すのが大変なんですけどね。


まずは大人側が意識を変えてくれないと・・・と思います。

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