【竜操教室 塾長日記】課題を出すには出しますけれど・・・
いよいよ来週はゴールデンウィーク。
今年は改元に伴って、超大型連休になっています。
当然のように、学校からは連休課題が出されるのですが・・・
これがもう、超感覚的。
各教科の先生間での課題量の調整なんてありませんから、各々がこれくらいかな?という量をバラバラに出すので、運が悪いと大変な量をこなすことになってしまいます。
ゴールデンウィークだからと言って、生徒たちに勉強する時間が充分あると思ったら大間違いで、部活もあるし試合もあるし遠征もあるし。
せっかくの連休だからと、家族でのレジャーの予定もあるでしょう?
だから、けして普段の何倍も自由な時間があるわけでもなく、だから普段の何倍もの課題ができるというわけではないと思います。
それでも課題が山ほど出されるのは、それを望む保護者の声が強いからです。
課題を出さなかったときの保護者からのクレームと、課題を出し過ぎたときの保護者からのクレームを考えたら、どっちの対処が簡単かを考えれば仕方がないことなのですが・・・
でも結局、山のような課題を処理しきれずに、やっつけでこなすことになってしまうのでは、まるで意味がありません。
本来は、せっかくの自由時間なんだから、全員一律の課題なんてやっている場合ではなくて、自分が弱いところや必要なところを自分で選んで学ぶべきなんですよ。
目的を考えれば、出されなければやらないような課題、ただこなすだけになる課題って、本当に必要でしょうか。
・・・といつも思いつつ。
やっぱり出さざるを得ないんですけどね。
出さないと、結局何にも勉強しないという生徒が大多数だからです。
やらないから出して、出されるから大変で、大変だからやりたくなくて・・・
この悪循環、どこかで断ち切れないでしょうか。
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