【竜操教室 塾長日記】入学はゴールじゃないからね。
この時期、センター試験の成績開示のハガキが届くようで・・・
大学1年生の中では、毎年恒例の、まったく意味の無いマウンティングが行われているようです。
俺は、ちょっとミスったけど〇〇点だったよ~とか
お前、そんな点でよく入れたなァ~とか
さすが、推薦組は点数低いね~とか
それまでだって、
一般入試で最後まで頑張ったこととか
併願はどこを受けて、どこに通ったとか
高校時代の模試の成績がどうだったとか
今どきはSNSもあるので、どうしても自分の頑張りを拡散したいんですよね。
わかります。
ただ、それらはそれらで評価には値すると思いますが、所詮過去の話であることは間違いありません。
今さら、そんな過去の栄光をひけらかしても何の意味も無いということも早めに理解した方が良いでしょう。
大事なのは今自分が置かれた状況の中で100%頑張れるかどうか、そして成長しているかどうかでしょ?
私立大学では、指定校推薦やその他推薦の入学者の学力があまりに低いので、一般入試組の学生たちから、問題だとか卑怯だとか言われているそうですが・・・。
実際、早稲田大学では入学後の大学での成績は一般入試組よりも推薦組の方が圧倒的に良いのだそうです。
入学時の主要教科の学力は一般入試組の方が圧倒的に高いにも関わらずですよ。
学生集めに苦労している下位層の大学は別として、人気のある上位大学までが指定校などの推薦枠を増やすのには、それなりの理由があるからです。
もともとどんな成績だったかとか、あるいはどんな試験制度で入学したかとか、すでに合格したのであればスタートラインは同じでしょ?
そこからまた今までとは別のフィールドで走るのだから、結果は走ってみないとわからないのです。
要するに、文句を言っている暇があるなら、負けないように努力しろ!ってことです。
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