【竜操教室 塾長日記】放置してはいけないのですよ。

自習をさせているとよくわかるのですが・・・


わからない問題や知らない問題に出会ったときにどのように対応しているかが、現在の成績や今後の成績に大きく影響していると思います。


当然の話なのですが、わからない問題を放置していてはいけないのです。


成績の良い生徒たちというのは、わからない問題があった時に絶対にそれを放置しません。


答と解説を読む。


先生に質問をする。


教科書や参考書を見る。


ネットで調べる。


・・・etc。


自分が1度は納得するまで、その問題と関わりを持とうとします。


そして、次に同じ問題に出会った時には自力で解けるように努力します。


それが「勉強」だとわかっているからです。


でも、それがわかっていない生徒は、同じように真面目に机に向かい、同じように長時間問題を解いていても、結局はわかっている問題を解いているだけで、わからない問題はそのまま放置しているので、まったく「勉強」になっていないのです。


教え込む一方的な指導ではなかなか見えにくいこの違いですが、長時間目の前で自習をさせているとはっきりとわかります。


本人は真面目に頑張っているつもりでも、残念ながらその頑張りが結果に結びつかないのは、そこの根本のところが理解できていないからです。


この違いを本人に理解させることが、成績アップのまず第一歩と思います。

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