【竜操教室 塾長日記】「太郎君と花子さん」は、一時の気の迷い?

最近の入試問題は、会話文から始まるのがトレンドです。


いわゆる、「太郎君と花子さん問題」。


どの教科もそうです。


日常の生活の中にある学びに気づき、それを実践して欲しい!という気持ちはわからなくもないですが。


だからと言って、脈絡のない会話文から問題を始めたら、本当にそういう目的が達成されるんでしょうか?というところが大いに疑問です。


今のところ、形式だけ真似しているだけで、「早く本題に入れよ!」っていう問題も散見されますし。


実質が今までと何にも変わらないのなら、前のままシンプルな出題形式でよくないですか?と思います。


日常生活で知識や学びをどう活用するかは、ひとりひとりまったく違いますからね。


でもとりあえず、新しい共通テストではそうした問題が多くなってくるらしく・・・


当然、共通テスト対策問題集などにはそうした問題が掲載されていくわけで・・・


この調子で、そのうち「チャート」とかの問題集の中に太郎君と花子さん問題が登場したら笑いますよね?


そんなわけないか・・・


ということはつまりそういうことで、太郎くんと花子さんは必要ないってことだと思いますけど・・・


まあ、個人的意見ということでスルーしてください。

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