【竜操教室 塾長日記】バツをつけて終わりじゃないですよ。

答え合わせの際、最終的な解答が間違っていたら、どうして間違っていたのかを確認してほしいのです。


・・・気にならないんですかね。


ワークを仕上げて提出することが目的化されてしまっていて、間違いの理由なんてどうでもいいという空気が漂っているように感じます。


どうすれば解けなかった問題が解けるようになるのか。 どうすれば間違いを減らすことができるのか。


そういった部分に興味を持ってくれない限り、どれだけ机に向かっていても、どれだけの問題数をこなしても、ほとんど意味がありません。


そしてこれは肌感覚での話になりますが、中学生の半分以上、もしかしたら3分の2くらいの生徒が、そこに興味を持っていないように思います。


間違っていたらバツをつけて、正解を丸写しする。 


そんな作業だけが条件反射のように身についてしまっていて、「どうすればできるようになるか」という一番大事な視点が抜け落ちているのです。


課題を仕上げて提出するのは当然のことですが、そもそも何のためにその課題を解いているのかを忘れてはいけません。

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