【竜操教室 塾長日記】無料模試の季節です。
いよいよ高校入試に向けて、各私立高校が主催する模試の季節が始まります。
明誠学院が10月13日(祝)、山陽学園が10月26日(日)、学芸館が11月1日(土)と2日(日)に模試が開催されます。
この3つは県立の入試問題と出題形式もレベルも合わせた模試で、受験者数も多いことが特徴で、しかも無料で受検できますからね。
どれか一つでも良いので、ぜひ受けておいた方が良いでしょう。
模試を受ける目的は、
①本番の雰囲気を経験すること
②志望校に対する自分の立ち位置を知ること
③各科目や単元の弱点を探ること
などだと思いますが、これらの模試については特に①の「本番の雰囲気を経験すること」がメインですね。
じゃあ、自分の位置を知るのに、業者さんの模試とか塾の有料の模試を受けた方が良いか?とよく聞かれるのですが、それは必要ないでしょう。
業者さんの模試というのは、受験している母集団が偏っていますし、それが毎回異なりますから、結果を見ても実際のところよくわからないのですよ。
さらに、塾が主催の模試であれば、模試はその塾にとっての単なる営業ツールでしかありませんから、お金を払って受検したのに、結果が出たらその上さらに営業(入会・増枠)をかけられるという、何のために受験しているんだかわからないことになってしまいます。
実は、わざわざそんな有料の模試を受けなくても、学校で受けている「自己診断テスト」や場合によっては普通の定期テストの方がよほど自分の位置を知ることができるのですよ。
学校のテストは母集団がずっと変わらないうえに、当然ですが成績層の偏りもありません。
自己診断テストは、まず来週、そして10月、11月と3か月連続で受検していくことになりますので、とにかくちゃんと準備してちゃんと受けること。
ここで納得のいく結果を出すことが、志望校への道を開きます。
しっかり頑張りましょう。
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