【竜操教室 塾長日記】嫌いな教科を後回しにしないで
自主勉強の時間、つい得意な教科や好きな分野から手を付けたくなること、ありませんか?
でも実は、それは嫌いな食べ物をお皿の端に押しやり、好きなものだけ先に食べるようなものかもしれません。
そして結局、最後に残った「嫌いなもの」に苦戦してしまう・・・
こうした経験はきっと多くの人が共有できるものだと思います。
自主勉強の中で避けたいのは、苦手な教科を「後回し」にすることです。
なぜなら、最初に手を付けるべき苦手な教科は、頭がすっきりしていて集中力が高い「勉強の始め」に取り組むことで、より効果的に克服できるからです。
後回しにすると、疲れや焦りが加わり、さらにハードルが高く感じてしまうこともあります。
例えば、苦手な数学があったとします。「難しい」「嫌だな」と思う気持ちが出てきた時、深呼吸をして、「よし、これを終えたら好きな歴史の本を読める!」と目標を設定してみましょう。
こうすると、嫌いな教科に取り組むのが少し楽に感じられるかもしれません。
また、苦手科目を克服した後の「達成感」は、想像以上に大きな力になります。
「ああ、自分にもできるんだ!」と気づく瞬間は、自信となり、次の挑戦への原動力となるでしょう。
自主勉強は、自分自身との対話です。
得意な教科だけに頼らず、苦手な部分にも向き合うことで、学ぶ力がどんどん育っていきます。
ぜひ、最初の一歩として「嫌いなもの」から片付けてみてください。
その先には、きっと新しい視点や楽しみが待っていますよ!
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