【竜操教室 塾長日記】テストなおしって、なおせばいいってこと?

期末テストが返却されて、テストなおしの課題が出されています。


間違えた問題を書き出して、正解を書きなおして、はい出来上がり、じゃあ困るんです。


提出物としてはそれでも良いかもしれませんが、次回のテストで点数を少しでも上げようと思っているなら、今回の反省をしっかりしなければいけません。


そして、その反省はできるだけ具体的にしてほしいのですよ。


頑張った!とか、頑張らなかった!とか、そんなことはどうでも良いのです。


何時間勉強したとか、そういうのも要りません。


間違えていた問題を見て、それをどうして正解できなかったのかを冷静に見つめなおしてください。


解けるはず、知っているはずのものを間違えたのか。


ワークやプリントで解いた記憶はあるのか、ないのか。


初めて見た、解き方を知らなかったからできなかったのか。


難しい問題だから解けなかったのか。


時間配分を間違えて時間が足りなかったのか。


そもそも、自分が間違えてしまった問題に興味を持ってほしいのです。


そして、どうすれば次のテストで間違えなくて済むのだろうかを自分で考えるようにしてほしいのです。


ただ点数だけ、結果だけ良かった悪かったと言っているだけでは何も変わりません。


それは同時に保護者の方へのお願いでもあります。


ただ毎回の点数だけ、結果だけ良かった悪かったと評価しても、何も変わらないのです。


次に向けて何を改善するかの答は、今返却されたテストの結果の中から探さないといけないものです。


もっともっともっと、答案の内容に、そして間違えてしまった問題に興味を持つように、意識を変えていって欲しいと思います。

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