【竜操教室 塾長日記】いったい何してるの?
テスト前日の昨日、
「国語の勉強って何をしたら良いですか?」
と聞かれたので、定期テストは授業で扱った作品から出題されるのだから、教科書の文章を読み込むことと、ワークを解きなおすことと、授業ノートをチェックしておくことと伝えました。
で、テスト範囲だったある小説のあらすじを尋ねてみたのですが、
「え~、よくわかんない!」
って言われました。
授業で扱った文章ですよ?
聞くと、授業で扱ったところを部分的には読んだけど、全体を通して読んだことがないのだそうです。
それで主人公や登場人物の心情変化なんてわかるはずもなく・・・。
次の日、テストなんですけどね。
同じようなことが英語の勉強中にもありました。
長文のあらすじを尋ねたら、全然知りませんでした。
そりゃ、点が取れないはずですよ。
ちなみにこの場合、本当にあらすじを知らない、つまり読んでない場合と、頭の中にあるあらすじを言葉にして相手に伝えられない場合の2種類があるわけですが、どちらにしても、出題される題材がはっきりしている定期テストでこんな状態ではお話になりません。
一部の学力下位層の話だと思うでしょ?
そうでもないから頭が痛いのです。
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