【竜操教室 塾長日記】懇談でのネガティブトークにはご注意ください

前に何かで見たことがあるのですが、時代劇の世界の話です。


儲けの上手い医者は、初めて診た患者にこう言うそうです。


「いや、もうダメですね、これは助かりません。」


そう言っておけば、実際に助からなくても見立て通りだし、もし助かったら奇跡を起こしたと言われるからですよ。


「大丈夫、なんとかなります。」


そうやって正直に元気づけても、実際になんとかならなかったら、責任の一部いや大部分は押し付けられてしまうわけです。


これって、塾の先生や学校の先生にも当てはまることなのでは?と思っています。


中3生の自己診断テストですが、例えば朝日高校へ合格するならば、5教科で450点以上は必須!だし城東でも同じくらいないと厳しいですね・・・


なんて、懇談で言ったり、ブログに平気で書いたり。


んなわけあるか!ってことです。


そりゃあ、それだけ点数があれば余裕で合格できるでしょうけどね。


特に塾の先生がひどいのですが、想定以上に合格のハードルを上げてネガティブトークをしておいて、生徒や保護者の不安な気持ちにつけ込むような営業をするんですよ。


受験は課金ゲームではありません。


夏休み前の懇談は、夏期講習の売上確保のための営業でしかありませんから、皆さんぜひご注意願います。

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