【竜操教室 塾長日記】整式の引き算は暗算基本。

今日は、わかる人だけわかってくれればと思います。


中2の数学は連立方程式。


加減法の計算を指導するのに、引き算のひっ算の符号の書き換えを推奨するのはできるだけやめてほしいと思います。


どうしても引き算ができない生徒もいるので、絶対にダメというわけではありませんが、ひっ算は足し算も引き算もそのまま計算するのが基本です。


符号の書き換えをするということは、その式を使って確かめ算をしないということと同義でしょ?


一度書き換えちゃったら、自分でどこまで書き換えたのか、もとの式はどうだったのか、またいちいち最初からやり直しです。


それに、たかだか整式の引き算が、いちいち符号を書き換えないとできないとなったら、高校へ行ってから絶対に苦労します。


計算はスピードと正確性の両方が必要です。


そのためにどうやって解くのか、途中式はどこまで書いてどこを書かないのか。


それはもちろん個人個人のその時々の能力によって違ってくるものですが、できる人についてはできるだけレベルを上げていくことが大事。


整式同士の引き算をそのまま解くかどうかなんて細かな話ですが、計算は細かなスキルの積み重ねによってスピードと正確性を上げていくものです。


当たり前に引き算を暗算できるように、今から練習をしておいてほしいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000