【竜操教室 塾長日記】ちゃんと読む!放置しない!

問題文をしっかり読むことができないと、どの教科の学習も厳しくなります。


問題文には前提条件が書いてあり、さらにヒントも隠れていることが多いのですが、それをまったく読み取れていないのです。


そうなると、解けるはずのものも全然解けないということになってしまいます。


当然、ちゃんと読んでないよね?と本人に確認することになるのですが、本人は真面目にちゃんと読んでいるつもりだからさらに困るのです。


ちゃんと読んでいるはずなのに、どういう問題なのか尋ねても「意味わかりません!」ってなります。


「意味わかりません!」ってなってるのに、なんとなく適当に解いて答を出して、それが正解だとラッキーって感じでそのまま流しています。


意味がわかってないのに、そのままなんです。


目先の正解不正解には興味があるのに、問題の意味がわからないままになっていることには何の不安も持っていない、その場限りのことで終わってるにもかかわらず、それが勉強だと思っている。


できない理由を挙げるといろいろありますけどね。


今は意味がわからなくても、今は解けなくても、先々で解けるようになることが勉強なんですが、その本質がまったくわかってないわけですよ。


だから、勘でたまたま当たっていただけなのに、できたことにしてしまって、そのまま放置しているから、そりゃあできないことがたまっていくに決まってるわけです。


ともかく、問題文はしっかり読むこと、そして意味がわからないまま放置しないこと。


今までの日々のその選択が今の自分を作っているのだし、これからの日々の選択がこれからの自分を作っていくのですよ。


わかります?


いや、まあ、これがわかるのだったら苦労はしていないはずですけれど・・・

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