【竜操教室 塾長日記】目先のことしか考えられない
提出物とか連絡事項を手に書いている中学生、いっぱいいます。
だって忘れるから・・・・って言いますが、手に書けるのはせいぜい2、3日以内の話にすぎません。
1週間先、1か月先の予定はどうなっているのでしょうか?
実のところ、1週間先の予定や提出物まで把握をして管理をしている生徒は少数派と思います。
高校生ですら、まったく自分のスケジュールが管理できていません。
そんなんだから、時間の使い方もめちゃくちゃ効率が悪いし、やるべきことの優先順位もまったくわかっていないし、結果として提出物は期限内に出せないし、連絡事項も全然伝わらないということになってしまうのです。
正直、成績の良し悪しって、自分のスケジュール管理をどこまでちゃんとやれるのかにかかっているような気がします。
明日の予定、2、3日後の予定、1週間先の予定、1か月先までの予定。
成績の良い生徒というのは、そういう目先の予定が管理できるからこそ、1年後、3年後、10年後の自分の姿も思い描くことができるのでしょう。
そこから逆算して今の自分がどうあるべきかを考えているから、結果として効率よく物事をこなしていくことができ、良い成績も残せるし、将来の自分の目標へと近づくことができているのだと思います。
将来を見通して今を考えることができる力は、大人でも必要不可欠なものです。
目先のことやとりあえずの損得に追われて今を生きるのに精一杯で、先々のことを何にも考えられないようでは困ります。
できるだけ早い段階から、未来を予測して今の行動を考えることができる力を養っていって欲しいと思います。
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