【竜操教室 塾長日記】数学はセンスで解くものではない

新学期最初の数学の授業ではいつも話をするのですが・・・


数学はセンスで解くものではありません。


センスで解かないといけなくなるのは、かなりレベルの高い問題に取り組むときの話であって、普段はそんな必要が無いのですよ。


問題を見たときに、その解き方を知っているか、知らないかの勝負だし、知っている問題なのであれば、あとはいかにミスなく解き切ることができるかどうかの勝負なのです。


だから、たくさんの問題にあたり、反復によって定着させることで、人並み以上の成績を取ることは十分に可能と思います。


要するに、数学も他の教科と何も変わらないということです。


ところが、


他の教科、例えば英語や理科、社会などは、時間をかけて覚えればなんとかなる・・・と思っている人が多いのですが(いや、もちろん実際に時間をかけるかどうかは別の話)、数学になると突然、「私、数学のセンスが無いから」などと言い始めます。


いやいや、他の教科と同じく、それなりの時間をかければ良いだけのことなのに、最初から「センス」という言葉で言い訳をしていて、それを聞いた保護者の方まで、「私も子供のころセンスが無かったからなぁ」などと応じてしまうので困ってしまいます。


もう一度言いますが、数学はセンスで解くものではありません。


それなりに時間をかけて反復すれば、必ずできるようになるものだということを知っておいてほしいと思います。

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