【竜操教室 塾長日記】意識を変えてください!
入試問題では特にそうなのですが・・・
数学は難しい問題を解く必要は無いのです。
もちろん、解けた方が良いのは当たり前なのですが、そんなことよりも、解けるはずの問題をいかに落さないかの方が何倍も大事だということを意識して欲しいと思います。
大問の2番以降で、(1)が解けないと(2)が解けず、(2)が解けないと(3)も解けないというような問題構成のことはよくあります。
そのような大問の(4)を解こうとして、頑張って考えていたとしても、実はそこまでの問題で何か勘違いをしていたら、その思考はまったく無駄になってしまうこともよくあるのですよ。
あるいは、そもそも実力を超えた難しい問題を延々と考え続けたり。
そうなったら、正解にたどり着くことが不可能な状態で時間だけを消費してしまう、一番やってはいけないパターンです。
それよりも、解き方のわかっている問題を間違えていないのかどうか、何度も確認する方に時間をかけたいのです。
解くたびに確認を入れる、計算を1行進めるごとに確かめをする。
普段からそういう癖をつけておかなければ、本番でできるようになるはずもありません。
ケアレスミスなんて言い訳をするのは、こういう意識が足りないからです。
数学は、解けるはずの問題を100%解き切ることに集中する。
これが基本です。
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