【竜操教室 塾長日記】英語が使えない日本人って、ダメですか?
今日のネット記事にも出ていましたが、日本人は何年も英語を勉強しているのに、英語が使えない人が多いんだそうです。
世界のランキングで見ても下位なんだそうで・・・
そういう話を聞くと、「それがなんか問題ありますか?」と塾長はいつも思います。
だって、普通の人は日常生活でほとんど英語なんて使わないんだから、使えるようになるはずがありません。
英語を6年も8年も勉強してるって言いますが、じゃあ算数・数学はどうです?
国語なんて少なくとも12年間は勉強してますよ。
でも、普段使わないことだったらすっかり忘れているでしょう?
たとえば、その辺を歩いている大人の人で「解の公式」言える人がどのくらいいます?
国語だって、文章を読んだり書いたりはまだしも、文法なんてすっかり忘れてませんか?
下二段とか、カ変とか、何のことだかわかります?
そもそも、8年も勉強してるんだから使えないとおかしい!という理論の方がおかしいんですよ。
英語だけ特別扱いすべきものではありません。
必要に迫られている人はちゃんと使えるようになっているはず。
結局は何年勉強したかということではなくて、どのくらい必要に迫られているかということ。
大学受験を控えた高校生なら、入試で必要に迫られているから、点数が取れるようになっていくのであって、必要が無くなったら覚えている方がおかしいです。
必要無ければ必要ない技術。
必要であれば必要な技術。
なんでも一律に考えるのは良くないよと思います。
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