【竜操教室 塾長日記】英語はなかなか、一朝一夕にはいきませんから。
ここに来て、受験を控えた3年生たちの英語の伸びの鈍化が目立ってきました。
長文の問題形式に慣れるにつれて点数もそこそこ取れていたのですが、慣れが一回りしてしまうと、あとは純粋な語彙力と文法力の勝負になってきます。
語彙と文法はどちらも大切な両輪です。
文法に関して言えば、Be動詞と一般動詞、時制、助動詞などの細かな文法を、なんとなく感覚的に処理してきている限界が今の状態。
語彙について言うと、本当に本当に最重要の表現には対応できるけれど、そこまでではない重要表現にまで範囲を広げられると、まったく覚えられていないものや、初めて聞いた(と思う)ものばかりになって、対応できていません。
数学や理科、社会のように、単元別に重点的に復習のできる教科と違い、英語は地道な努力が結果に表れる教科。
点数にすぐに結びつかなくても、毎日10個ずつ単語を覚えるとか、英文をいくつか書き続けるとか、少しで良いので音声を毎日聞くとか、そういうコツコツとした積み上げを継続できるかが大切なのです。
少しずつでも良いので、毎日。
もちろん、毎日たくさんやれたら、それに越したことはありませんが、どちらにしても成果が出るまでにはかなり時間がかかることを覚悟しなければいけません。
日々、無駄なく、効率的に時間を使えるようにしていって欲しいと思います。
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