【竜操教室 塾長日記】ほらね、やっぱり難しかったじゃないですか。
この春の県立高校入試の平均点が発表されていました。
5教科の平均点が55.8点(前年度57.4点)。
ということは合計で279点です。
英語51.5点(前年度49.1点 )
国語51.7点(前年度62.6点 ↓ )
社会52.9点(前年度58.6点 ↓ )
数学57.8点(前年度59.9点 )
理科65.1点(前年度57.0点 ↑)
たしか試験の翌日の新聞記事では、「全体に平易化」って講評が出ていましたけど、実際に平易化したのは理科だけでした。
ほぼ、直後の自分の印象と同じ。
理科以外の教科は、特に普通科以外の実業系の学校を目指している生徒たちにとって、なかなか難しい試験だったと思います。
ただ、どうも作問をするときの目標の平均点は60点ということらしいので、2年連続でそれを下回っている教科が多いということは、今年度は少し易しめになるのではないか?と考えられます。
ちなみに、平均点が下がった原因は記述式の問題を増やしたことにあると記事に書いてありました。
じゃあ記述を減らすのかということですが、ここ最近は選択問題よりも記述問題を重視するという流れですから、記述問題は増えることはあっても減ることはないでしょう。
なので、次回の入試問題を作問する人は相反する課題をどう克服するのか、難しいところだろうと思います。
記述の割合を増やしつつ、平均点の低下を防ぐとなると・・・
記述問題はまだ増えるとして、そのバランスを取るために、記述じゃない一問一答形式や選択形式の問題が極端に易しくなると考えても良いのかもしれません。
・・・とまあ、いろいろ予測はできるのですが、結局は、ぞの年度の受験生は全員同じ問題を解くので、多少難しくなろうが簡単になろうが、それが大きく個人の有利不利につながるわけではありません。
できることから確実にコツコツと積み上げていくしかないのです。
どんな試験問題になろうとも、自信をもって解けるようになるまで頑張って準備をしていくだけなのです。
(なんのこっちゃ。振り出しに戻る。)
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