【竜操教室 塾長日記】〇つけまでは”勉強”ではありません。

自学が効率的にできるかどうかは、答合わせのやり方にかかっていると思います。

できない子というのは、答合わせは〇をつけることだと思ってますからね。

もちろん〇はつけるのですが、大事なのは〇がつかなかった問題です。

✖をつけて、正解を赤で記入して、はい終了！

・・・じゃダメです。

これだけでは学校の宿題として提出できる状況になっただけで、全く自分の勉強にはなっていません。

できなかった問題をもう一度解くことになった時に、解ける状態にするのが勉強です。

正解を見て理解できればそれで良いし、理解できなければ解き直しをするなり、教科書を調べるなり、先生に質問するなりして、理解できるように努めなければ意味がありません。

知らなかった知識を知ること、忘れていたことを思い出すこと、覚えられていなかったものを覚えること・・・

そういうのが勉強なんですよ。

その大原則がわかっていないまま何時間自学したって、まったく無駄ですから。

何でも当てはまりますが、成長するためには、目的をよく考えて、それに沿った行動を自分で考えて実行する力が不可欠です。

答合わせひとつとってみても、何が目的でやっているのかを自分でちゃんと理解できるように指導していかなければと思います。