【竜操教室 塾長日記】時間だけは神様が平等に与えて下さった。
今週末は、県立一般入試直前だし、学年末テスト直前ということで教室を無料開放中です。
受験生は当然として、学年末テスト対策組でも長い生徒は6~7時間も黙々と勉強しています。
途中、休憩を挟みながらですけどね。
やるべきことが見えている生徒は、自分で管理しながら上手く時間を使っていますが、やりたかったことがなかなか終わらなくて、もっと時間があったら良いのに・・・とブツブツ言っています。
一方で、親から行け!と言われて、嫌々来ている生徒も居て、そんな生徒はたった1時間を消化するのにも一苦労です。
すぐに手を止めて手悪さをしたり、ボケーっとしたり。
やるべきことが見えていないので、ものすごく無駄に時間を使っています。
拘束されてゲームもできないし、LINEもできないし、テレビも見れないこの時間の中で最低限少しでも課題を終わらせておけば、その分で塾以外の自由な時間を増やせると思うのですが、そういうちょっと先のことを考えるということすらできません。
それに、どうせ提出課題の量は決められているのだから、期限までにどこかでそれなりの時間をかけて必ずやらないといけないということも理解できていないのか、ただ目の前にある嫌なことを避けるのに必死なんです。
これは両極端の例ですが、何人もの生徒たちが同じ時間を同じ空間で共有しているのに、その価値はそれぞれ全然違うものになっているのは間違いありません。
本田宗一郎の名言
『時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。』
塾では、少しでも時間をうまく利用できるように、指導していければと思います。
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