【竜操教室 塾長日記】一律の宿題は誰のためになっているのか??

中学2年生の夏休みの宿題の冊子。


2年生の1学期に習った内容をメインで復習させるものが配布されているのだけれど・・・


真ん中から下はそれどころじゃありません。


2年にもなると、学力差もかなり開いてしまっています。


お願いだから、せめて上下の2種類に分けてくれないですかね~。


真ん中から下の子たちは、勉強にかける時間も少ないし、その上処理スピードも速くないので、手の出ないページの答を写す作業に時間を取られて、それで夏休みは一杯一杯です。


数学に関しては、基本の四則計算だけひたすらやらせるとか、英語に関しても、1年生範囲の単語と基本構文をひたすらやらせる(なぞり書きではなくて!)だけでいいんですけどね。


結局、「提出物を出す」という最低限の目標のためだけに時間を費やされて、何にもできないんです。


かと言って、出さなかったら評定に大きく響きますし、やらないわけにもいきません。


この矛盾は塾を始めてからずっと続いているだけでなく、年々強く思うようになっているのに、何にも変わらないのがめちゃくちゃストレスです。

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