【竜操教室 塾長日記】小学校の国語の問題は、答を考えるのではなくて、答を探すもの。

小学校レベルの国語の問題って、求められている答はほとんどズバリ文章中に書いてあります。

質問されている内容に沿って、本文中でそのことを書いてあるところを探すだけ。

でも、国語が苦手な生徒ほど、そのズバリ書いてあるところを探す前に、勝手に自分で答を考えちゃうんですよ。

まあ、文章を読んで考えるので、ほぼ正解と同じことを導き出す場合も多いですけれど・・・

でも、それはあくまで「ほぼ正解」なのであって、問題が求めている「完全な正解」ではありません。

もう一度言いますが、小学校レベルの国語の問題は、文章中に答がズバリ書いてあります。

だから、「ほぼ正解」を自分で考えるのではなく、「完全な正解」を文章中から見つけ出すことが大事です。

もちろんレベルが上がってくれば、ズバリ書いてあるわけでなく、数か所の内容をまとめたり、自分で考えたりすることが必要になってきますが、それができるのは、ズバリ書いてあるところを正確に見つけ出せる能力があるからこそです。

書いてあることをしっかり捉える前に、自分で考えたことを優先して答えるような癖がついてしまうと、その先文章読解ではずーーーーーっと苦しむことになってしまいます。

国語の問題は、多くの場合であなたの意見を聞いているのではありません。

文章中になんて書いてあるのかを聞いているだけです。

小学生には特に、その点をまず理解させておかなければと思います。