【竜操教室 塾長日記】とりあえず困ってること、わからないことを解決します。

塾に生徒が来たら、まず、「今日は何するつもり?」と聞くことにしています。


要するに、本人の意向を確かめてから、その日何をするかを決めているのです。


一応頭の中には、これをやった方が良いよね~という材料は用意していますが、最初からそれを「はい、これやって!」と押し付けることはしません。


塾へ行けと言われたから行く、これをやれと言われたからやる


そういう受け身の姿勢を少しでも変えていきたいからです。


自分の勉強ですから、自分が何をやりたいと思っているのかが最優先です。


成績アップの効率を最優先したら、今やるべきことは他にあるかもしれませんが、それを一方的に指示してやらせたからといって、それが何になります?


目の前の5点、10点にこだわるのであればそれも一つの策ではありますが、長い目で見たら指示待ちの人間を育てているだけになってしまう・・・と塾長は思っています。


そもそも、わからないことや困っていることがあるから塾へ行くのであって、その解決を最優先しなくてどうします?


塾長は趣味でテニスを習ってますけどね。


例えば、サーブが調子悪いので修正したいなぁ・・・と思ってコーチのもとに行ったのに、「じゃあ、とりあえず体力づくりから始めましょうか」と言われたらどうですか?


本当に上手くなるためにはそれが正解なのかもしれませんけどね。


それだとモチベーションが上がらないし、モチベーションが続かないですよ。


それに、もし「サーブが上手くなるためには体力づくりをしないとダメだね」と自分が納得できれば、自然に自分でやるようになるものです。


やらされる体力づくりと、自分で決めた体力づくりのどちらが上手くいくでしょうね。


まあ、そんな感じです。


なーんにも考えずに机に座って、ハイハイ言ってれば終わる、そんな無駄な塾通いをしてはいけないのです。

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