【竜操教室 塾長日記】寝たかったら寝れば良いとは思いますが・・・

授業中にどうしても眠たいときってあると思います。


そういう時って、眠ってしまうのも仕方が無いと塾長は思います。


もちろん、授業中に眠ることを許さない先生の時には起きていないと仕方がありませんが、どっちにしろ睡魔と戦っている間は、どうせ授業の内容は頭に入ってきません。


大事なのは、頭の中に入ってこなかった知識をその後どうするのかということですよ。


寝てなくても、ぽけーっとしていたら同じことだし、


ぽけーっとしてなくても、他の教科の内職をしていたら同じことです。


結局は、右から左へ流してしまった授業内容を、その後どうやって取り戻すのか、どうやって自分の知識として蓄積するのかをちゃんと考えてますかってことです。


なぜ授業をちゃんと聞くように先生が促すのかと言えば、多くの場合、授業をちゃんと聞いていない生徒は、その後それをどうやって取り戻すのかについても何も考えていないってことが経験上わかっているからです。


授業中に寝ていたり、ぽけーっとしていたり、内職をしていたりしても、その分を別の時間でちゃんと埋め合わせをしてくれるんだったら、正直、授業中のことなんてどうでも良いです。


でも、そういう生徒は少数派。


授業中は思いっきり寝ていたくせに、テストの直前になって急に「質問いいですか?」って先生の時間を確保しようというのは、ちょっと都合が良すぎます。


質問をしている自分に酔って、寝ていた自分のことはすっかり忘れてるんですよ。


せっかく質問をしてきているのだから、もちろんできる限りの対応はしますけどね。


自分のことを客観的にとらえて、自分の行動にはまず自分で責任を取ること。


そういう姿勢を指導していかなければいけません。


だからこそ、自分で自分の責任が取れない生徒が授業中に寝ていたり、ぽけーっとしていたり、内職をしていれば、叱られるのは当然のことなのです。


でもそれも、せいぜい高校生までのこと。


大学生になったらもう誰も注意してくれませんからね。


叱ってくれる先生には、感謝の気持ちを持って欲しいものだと思います。

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