【塾長日記】選択問題の解き方。ただなんとなく選んでませんか?
選択問題っていいですよね。
だって、必ず答が書けるから。
それこそ鉛筆を転がしても良いだろうし、直感に頼っても良いでしょう。
しかもそれが4択だったら、1/4の確率で正解することができます。
だからなのかどうなのかわかりませんが、テスト慣れしていない子たちというのは、本当に直感だけで解いている場合があるので注意が必要です。
そんなことないよと思っているかもしれませんが、選択問題の解き方の基本を一応確認しておきます。
例えば、4つから正しいものを1つ選ぶ場合など。
当たり前なのですが、正しい選択肢には必ず正しい理由があります。
そして、こっちの方がよほど大事なのですが、間違っている選択肢にも必ず間違っている理由があるのです。
直感に頼っている子の解き方というのは、正しいと思うものを選んでいるだけのことが多いようです。
コレ!と思ったら、それだけを選んで終わり。
極端な場合、正しいと思う選択肢を見つけたら、もう他の選択肢を全然読まないなんて子も居ます。
小学校のカラーテストだと、勘のいい子はそれでも100発100中で正解できるでしょうから、そういう癖がついているんですね。
でも、中学校以上になってくるとそれでは不十分です。
どの教科もそうですが、曖昧な選択肢が増えてくるので、直感に頼っていると簡単に出題者の罠に引っかかるようになってしまいます。
だからこそ、正しい答を選ぶのと同時に、間違った答はどこが間違っているのかをきちっと探る癖をつけることが大切です。
中学生だと、自然に身についている子も居ますが、そうでない子もまだまだ多いように感じています。
そんなの当たり前じゃんという人はスルーしてください。
え?そうなん?と思った人は、今後、選択問題を解く時に必ず実践することで、正答率を絶対に上げられますよ。
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