【塾長日記】全国学力テスト結果発表。やっと・・・・

今年の4月18日に実施された全国学力テストの結果がやっと発表になりました。


岡山県の平均正答率は小学生が去年より6つ順位を上げて19位、中学校でも7つ順位を上げて34位となりました。


素晴らしい!パチパチ。


春休みに宿題を出すようになったり、秋と春に独自アセスを導入して問題に慣れさせたり、いろいろやってますから、その成果が出てほんと、良かったですね。


このまま準備の精度を高めていけば、まだまだ伸びますよ。


目標の10位以内に向けて頑張って欲しいものです。


・・・・なーんてことを書くと、必ず反論が出るでしょうね。


過去問で特訓など本末転倒だ!とか。


テスト対策は本来の勉強ではない!とか。


本当の学力が身に付かない!とか。


順位に一喜一憂して、本来の学習時間が確保できない!とか。


過度の競争を煽る!とか。


そういう貴重な貴重なご意見があるので、なかなか順位アップに向けた対策にアクセルをぐっと踏み込めないというのが学校現場の実情なのだろうと思います。


そうした貴重なご意見の全部を否定するわけではありませんが、世の中は競争社会なのです。


過度に煽ろうが煽らまいが、社会に出れば競争にさらされます。


課題があって、その具体的解決策が見えていて、課題克服のために頑張るのは、社会の中で生きていくための基本中の基本だろうと思います。


今までできなかったことが、訓練をすることでできるようになる。


そういう小さな経験の積み重ねが大きな成長につながるということには異論がないと思います。


全国学力テストの問題を見てもらえばわかるのですが、特にA問題などはその年代で理解しておいて欲しいごく基本的な内容です。


その基本的内容を100%答えられるように反復練習することが、【本来の勉強】とかけ離れているとは塾長は思いませんけど。


そのまま放置しておくよりも、特訓してでもできるようにしてあげることの方が100倍大事です。


だって、県立学校(つまり大安寺とか操山など+支援学校)の正答率平均は、A問題だと95%もあるんですよ。


それが公立中平均にすると7割そこそこ。


まずこのギャップを埋めるぐらいの対策や努力、特訓は最低限必要と思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか。


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