【塾長日記】言ってみても仕方が無いことなのだけど。
ブログを毎日更新しているとネタに困ることがあります。
でも、塾と塾長自身の広告宣伝を主な目的としているこのブログでは、塾生のプライベートのこととを書くのはご法度と思っています。
あとは、賛否両論のある政治ネタとかについても、思うところがいろいろあったとしても書くべきではないなと思います。
巷には、そういうのを無視して書かれているブログもありますけど、正直、よ~やるなぁと。
まあ、それこそ、価値観の問題ですから、他人がとやかく言うことではありませんけどね。
とは言え、
最近のニュース番組や新聞報道を見ていると、ちょっとひどすぎやしませんか?と思うので、禁を破って思うところを書いておくことにしました。
例えばですよ。
プロ野球ニュースが、すべて、チームのエラーとか三振とか凡ミスとか、あるいは裏目に出てしまった作戦の失敗談とか、そういうダメなプレーばかりで構成されていたら、それを見てどう思います?
もっと具体的に言うと、塾長は阪神ファンではありませんが、サンテレビやABCラジオが、阪神のことばっかり褒める中継をするのは全然オッケーなんですよ。
地元のテレビやラジオ、新聞が、地元チームをよいしょするのは当たり前のことです。
でもそれが、相手チーム、例えば巨人の選手の個人攻撃だったり、ミスを大々的に取り上げたり、そればっかり報じていたらどうでしょう?
それを見て阪神ファンは面白いんでしょうか?
そんなことよりも、自分のチームのファインプレーをもっともっと見たいと思うにきまってるじゃないですか。
満員のスタンドで、ファンに喜ばれるプレーをして輝く選手たちを見ることができるからこそ、子供たちが、俺もプロ野球選手になりたい!って憧れるわけでしょ?
そして、そんな多くの子供たちが厳しい練習に耐え、競争をしながらプロを目指すからこそ、野球全体のレベルが上がり、活性化することにつながっているのだと思います。
ところが、政治に関する報道は、そういう”ファインプレー”にあたるような内容がほとんど無いんですよ。
誰かが失言したとか、失敗したとか、間違ったとか、
その上何かあると、すぐに辞任するのかしないのかの追及ばかりで。
そういうエラーばかりを毎日毎日見せられて、次世代を担う子供たちがどう思うでしょう。
政治家の仕事の素晴らしさ、カッコよさ、意義など、まったく感じとることができません。
最近は、政治家だけでなく官僚たちも皆標的にされていますし。
これでは、
俺も〇〇さんみたいな立派な政治家や官僚になって、日本の国をなんとかしてやる!って、
そういうちゃんとした志をもった子供たちが育つとは到底思えないのです。
それはつまり、こんなことをしている限り、今後も長期にわたって、そういうちゃんとした志を持った政治家や官僚が育ちにくいし、そういうちゃんとした志の競争が生まれないということを示していると思います。
優秀な子ほど、政治家や官僚をどんどん敬遠するようになってしまったら、それは日本にとって大変なことだと思います。
いつだったか、そのまんま東が国会答弁で、
子供たちのなりたい職業の中に【政治家】がまったくランクインしないのが恥ずかしい
と嘆いていたのを思い出します。
本当にその通りです。
政治家や官僚をめぐる報道姿勢はもっと改められなければいけないと思いますし、それを見る我々大衆側のものの見方や考え方、価値観も改めていかなければ、日本という国はずっとこんな調子のまま沈んでいくんだろうなあ・・・と思います。
いったいどうすれば・・・・
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