【塾長日記】新学期は、ゆるゆるとした空気に浸かってしまわないように注意すること!

竜操中学だけじゃないとは思いますが、とにかく新学期は授業が進みません。


健康診断とか、身体測定とか、保護者会とか、学力アセスとか、修学旅行とか、研修旅行とか、家庭訪問とか、ゴールデンウィークとか、運動会とか・・・etc.


もうね、びっくりするぐらいスローペースです。


せっかく新学期で心機一転、緊張感をもって頑張ろうと思っているのに、その気持ちも簡単に打ち砕かれてしまいます。


中でも1年生の英語は、アルファベットからスタートしますから、最初の方は特に易しい内容が続きます。


なんだ・・・英語って難しいのかと思ったけど、簡単じゃん!


そう感じて、毎年、このゆるゆるペースに騙されて油断してしまう生徒が多数出てきます。


1学期の期末テストでも、80点や90点が簡単に取れちゃいますしね。


だからと言って、予習もせず、復習もせず、小学校の時の外国語活動と同じような感覚で授業に臨んでいると、2学期には授業の内容がどんどんわからなくなり、3学期にはまったくついていけなくなるということになりかねません。


そうして塾に駆け込んでくる生徒を今まで山ほど見てきました。


そうならないためにどうすれば良いかというと・・・


1年生の間は、とにかく単語を少しでも多く覚えることに集中して欲しいと思います。


文法なんて後からなんとでもなります。


ここで言う”単語を覚える”というのは、①単語を見てその意味が分かる 、②単語を見てそれを正確に読める、③日本語(意味)を見て英語で書ける、という状態です。


なんとなく知っているとか、なんとなく綴りがわかるとか、そんなレベルではなくて、意味と発音と綴りを完璧に覚えているということです。


授業はゆるゆる進んでいても、単語は結構たくさん出てきます。


学校では、それほど厳しく単語の暗記を突き詰められないようですが、とにかく授業中に出てきた単語はひとつ残らず暗記するぐらいの勢いで覚えていって欲しいと思っています。


これだけなら、塾とか先生とかが必要なく、自分でできますから。


もちろん、塾でも1年生は単語暗記を優先させています。


1年生で教科書に出てくる単語400~500語をすべて暗記できれば、テストは全く怖くありません。


とにかく、緊張感のある今のうちに、暗記の癖付けだけはしておかなければと思います。


ゆるゆるしてる場合ではないのです。

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