【塾長日記】下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。
射撃が下手でも、数多く撃っているうちにまぐれで命中することもあるという意味から、回数が多ければ多いほど、当たる確率も高くなるだろうという意味ですけれど。
これは勉強にも大いに当てはまるものです。
ごくごく基礎的な勉強では、明らかに質より量が大切と思います。
”下手の考え休むに似たり”
とも言いますけど、とにかく下手なうちは考えていないでどんどん問題にあたるべきなのです。
当たって打ち砕かれても、何度も何度も同じ問題に当たっていれば、いつか必ずできるようになります。
ところが、勉強が苦手な生徒ほど、自分が間違うのが嫌なのか、答を出すことをためらいます。
考えて考えて、これかな?という答を思いついても、さらに考えて考えて、
いつまで経って答を出さないし、やっと答を出したと思ったら答合わせをしないのです。
これではいつまで経っても上達するはずがありません。
失敗の繰り返しが成功を生むのですから、失敗をしなければいつまで経っても成功はできないんですよ。
一番わかりやすい例が、自転車に乗れるようになった時のことだと思います。
最初から転ばずに自転車に乗れる人なんて居ないでしょう?
どうやったら乗れるようになるんだろう・・・
そうやって悩んでいるだけでは、絶対に乗れるようにはなりません。
悩むことも大事ですが、結局は実際に乗ってみて、何度も転んで、乗れるようになれたはずです。
その時の気持ち、ぜひ思い出して欲しいものです。
間違っていても良いから、とにかく何度も問題にぶつかっていく姿勢を身につけさせなければと強く思います。
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