【塾長日記】リサイクルやリユースは身近なものから進められると良いですね。
塾とは関係の無い話なのですが。
今朝のニュースで見ました。
岡山大学の学生サークル「環境部ECOLO(エコロ)」が、卒業生たちから不要になった家具や家電製品を集めて再生し、在学生や新入生に格安で販売しているのだそうです。
これは素晴らしいことだと思います。
卒業生にとっては、不要な家具家電を自分でいろいろ処理することを考えたら、まとめて引き取ってもらえるのは嬉しいだろうし、しかもそれが自分の後輩たちのためであればなおさら引き渡し甲斐があるというもの。
新入生にとってみれば、4年間使うだけの家具や家電が格安で手に入るのはもちろん嬉しいだろうし。
仲介しているサークルのメンバーにとっても、双方に感謝され、なおかつエコロジーな活動ができ、さらにはいくらかでも運営費の補てんができるわけで、
まさに”三方良し”の典型のような活動だと思います。
これを見ていてふと思ったのですが、これって、高校生や中学生でも応用できないでしょうか。
新入学のこの時期、親として頭を悩ませることのひとつが、制服や学校指定品の購入費用です。
入学時ぐらい新品を購入してやりたいとは思いますが、その後の補充となると・・・。
民間の営利事業としての制服や指定品のリユースは始まりつつあるようですが、そもそも制服や指定品は、家具や家電と違って各学校内のごく狭い範囲内のみでのやり取りですから、広汎に扱うには少し無理があるように思います。
それに、営利事業として考えると、やっぱりいろいろな面で限界がありますよね。
だからこそ、生徒会やPTA、ボランティア関連の部活などが主体となって、営利事業としてではなく、エコロジーな活動としてリユースの仕組みができないのだろうかと思います。
卒業生から譲り受けたものを在校生や新入生に販売できる仕組み、それもできれば在校生がボランティア活動の枠組み内でできるようなレベルの簡素な仕組みができれば、皆が笑顔になれると思うのですけれど・・・。
学校運営に近い位置にいる身として、もう少し突っ込んで考えてみたいと思います。
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