【塾長日記】”以下”と”未満”って意味わかってますか?
繁忙期の残業時間の上限規制案について、「月100時間を基準」とすることで、連合と経団連が合意したそうですが、問題はその表記を、
経団連は「100時間以下」
連合は「100時間未満」
と主張して対立していたらしいですね。
最終的には安倍首相が仲裁に入って、「100時間未満」で決着したとのこと。
馬鹿じゃないです?
”以下”と”未満”の違いは、ぴったり100時間を含むかどうかということだけです。
99時間59分59秒でも、一応”未満”ですから。
どっちにしたって、実情はほとんど変わらないです。
そんな言葉遊びにいったい何の意味があるんでしょう?
でも、世論的には意味があると思うから、お互い主張が譲れなくなるわけで。
要するに、”以下”と”未満”という言葉のイメージだけで物事を判断する人たちが、世の中にはたくさん居るからですよ。
そう思って、「以下・未満」で検索してみると、説明のサイトがたくさん引っかかります。
意味を理解しないまま、イメージだけで判断してはいけないのですが、世論は時にイメージだけに引っ張られることがあります。
これだけじゃないですけどね。
イメージだけに引っ張られないようにするためにも、いろいろ勉強はしておかなければと思います。
以下と未満の違いぐらい、中学生までに理解しておきましょう。
海外の無料画像サイトに”以下”って入れたらイカが出てきました。
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