【塾長日記】ちゃんと聞いておかないから、結局面倒なことになるわけで・・・

学年末テストまであと3日。


中2の生徒たちは、さすがに最近は真面目にテスト勉強に時間をしっかりかける子が増えてきました。


それはそれで良い傾向なのですが・・・


やはり指導していて強く感じるのは、全然、学校の授業を聞いていない(聞けていない)なぁということ。


当たり前ですが、塾でいくら真面目に頑張っていても、まず学校の授業をちゃんと聞いてくれなければ、なかなか成果は上がってきません。


学校の各教科の先生がそれぞれ対策プリントを作ってくれているにもかかわらず、それをもらったことすら覚えていなかったり。


テスト範囲の変更が入ったにもかかわらず、そのことを全然知らなかったり。


いや、そんな大事なことを学校で先生が話していないわけがないんです。


でも、その大事なことを簡単に聞き逃しています。


そんな状態ですから、普段の授業でも常に学校の授業進度を確認しているのですが、その日の授業で何をどこまで習ったかをはっきりと言えないことが多いのです。


塾の授業で教えられるのは、時間的には学校4分の1とか3分の1しかありません。


塾では1教科を週に1時間程度しか学習しないとすると、その3倍も4倍も時間をかけている学校の授業をしっかり聞くということは、成績を上げるための大前提と言っても良いと思います。


だから、塾での勉強の状況を管理するだけではダメで、学校の授業時間をどのように過ごすかについてもしつこいくらい突っ込み続けなければいけないのです。


おそらく、聞き逃しても、誰かに聞けばいいや、塾で教えてもらえばいいや、って思っていて、聞き逃したことによる不利益をまったく理解できていません。


そういう安易な考え方をできるだけ早く改めさせることが必要です。


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