【塾長日記】聞くは一時の恥。わからないことをわからないまま放置しても平気なメンタルをまず変えてください。
この前、学校の印刷室でテストを印刷しようと思ったら、印刷機の1台がエラー表示で止まってました。
なんてことないエラーですのですぐ復旧しましたけど。
なんで放置されているのでしょう?
それは、直前にこのエラーを見た人が、それを放置したからですよね。
塾長も、初めてこのエラーに遭遇した時は、何のことだかわからずに、他の先生に教えていただかないとダメでした。
でも、いったん聞けば、なんてことないんです。
もし、その労を惜しんで放置した人が居たとしたら、とても残念なことだと思います。
その人は永遠にそのエラー復旧ができないわけで、また同じ状態に遭遇したら、また放置するんでしょうか。
聞いてみて、もしそれがめちゃくちゃ面倒な作業なら、プロに修理依頼すれば良いだけのことで、簡単な作業なら知っておけば次に同じような状態になったときに活かせるでしょう?
仕事のことだけじゃないですが、わからないことに遭遇したら、できる限りそれを放置してはいけないと思うんですね。
仕事ができる人や勉強ができる生徒というのは、自分がわからないことやできないことをそのまま放置しておくのが嫌です。
できることが当たり前なので、できないことがあるとそれを許せない。
やってみたら実は簡単じゃん・・・ってことは世の中にもいっぱい転がっています。
だから、どんどんできることが増えていきます。
それに、一方では、自分ではできないことやどうしてもわからないことも見つけて、それを区別して対処することだってできるようになります。
ところが、仕事ができない人や勉強が苦手な生徒というのは、わからないことがすで当たり前になっているので、わからないことやできないことがあっても、それを平気で放置します。
教えてもらってもなかなか理解できないような難しいこともあると思いますが、聞くだけで簡単に解決できるようなこともたくさんあるはずなのに、それらをひっくるめて全部放置です。
わからなくても、まあいっか・・・で済ませてしまいます。
わからないことが当たり前になってしまうと、わかろうと努力すること自体が面倒なものに変わってしまいます。
別に放置していても、死ぬわけでもなく、苦しいわけでもなく、当面、特に困らないですから。
でも、わからないことを放置するということは、自分で自分の成長の機会を放棄しているのと同じです。
別に成長なんてしたくないと思うのであれば、それでも良いですけれど。
もし少しでも成長したい、今よりもできるようになりたい、そう思うのであれば、まずはわからないことやできないことをそのまま放置していても平気なメンタルを見直してほしいと思います。
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