【竜操教室 塾長日記】課題の問題集のやり方がわかってない・・・・

夏休みの課題もラストスパートに入っている生徒が多いのですが・・・


問題集の勉強のやり方というのがわかっていない生徒が多数居ます。


まあ、教えられたことないでしょうからね。


やっとけよ!と言われるだけ。


丸付けて提出な!と言われるだけ。


わからない問題に出会った時にどうすれば良いのか、そんな指導もされていません。


まあぜいぜい、教科書やノートで答を探しなさい!ぐらいのものでしょう。


そんなんで効率的な問題集のやり方なんて身に付くはずはありません。


ほとんどの場合、わからない問題を見つめて無駄に時間が経過しているか、それとも答をそのまま丸写しして終わらせるかの2択です。


で、どちらを選択しても結果としてまったく自分の実力アップにはつながらないわけで、結局のところ、結果が同じなら時間も労力も使わなくて済む丸写しを選択するようになるのも自然な流れなんですよ。


この時期、課題に追われた日本中の小中学生の多くが、答の丸写し作業を一斉にしていると思うと、本当に無駄・・・と思います。


喜んでるのは教材会社さんだけです。


そもそも、問題集を解き進めて実力をつけようとするのであれば、答と解説を有効に使わなければ意味がありません。


問題を自力で解いて、すぐに答え合わせをする。

間違っていたり、そもそも解き方がわからなかったり、知らない知識だったら、最初から答と解説を熟読する。

問題を自力で解いて、すぐに答合わせをする。


単純に言えばこの無限ループを繰り返せばいいだけなんですよ。


そして、一番時間と労力をかけるのは、答と解説を熟読するところ。


ところが、実際に一番時間をかけられていないのが、そこ。


だって、そもそも答は見ちゃダメって、取り上げちゃう大人がたくさん居ますから。


何のために課題をやってるんでしょうね。


おかしな話です。

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