【塾長日記】ファミレスの深夜営業のライバルはコンビニや若者の車離れではなくてスマホやSNSだと思います。

塾長が若者の頃、ファミレスの深夜営業の必要性はどこにあったかと言うと、主に友人たちとのコミュニケーションの場ということだったと思います。


別に食事がしたいわけでも、ドリンクが飲みたいわけでも、空間が気に入ったわけでもないです。


スマホなんて無かったですからね。


もっと言うと、あの頃は自分専用の電話機だって無かった。


長電話をしていると同居家族全員が迷惑するのです。


だから、深夜に友人たちや恋人と繋がろうと思うと、深夜営業のファミレスしかなかったんです。


24時間いつでも集まれて、コーヒー一杯で長居できて。


それが、これだけスマホやSNSが普及して、いつでもどこでも繋がれる環境が整ってしまうと、そんな場所は要らなくなります。


わざわざ身づくろいをして出ていくこともなく、指先だけで世界中どこに居ても繋がることができます。


だから、ファミレスの深夜営業がダメになっていった原因は、スマホやSNSの普及による若者たちのコミュニケーションの仕方の変化がものすごく影響していると塾長は思います。


コンビニの台頭とか、若者の車離れとかが大きな原因ではないです。


そういえば先日、どこかの記事で、若者の車離れの原因はスマホだ!というのを見ました。


確かに車も、塾長が若者の頃には、友人たちや恋人を繋ぐための大事な大事なツールでした。


ところがスマホやSNSの普及によって、コミュニケーションの密度が飛躍的に高まった結果、ファミレスの深夜営業と同様に、コミュニケーションアイテムとしての車はその役目を終えたと言うことですね。


ファミレスの深夜営業がダメになっていったのも、その原因とされる若者の車離れも、実はどちらもスマホやSNSの普及が大きく影響をしているということです。


面白いなあ。


20年後の世界では、果たしてどんなものが登場し、どんなものが役目を終えていくのでしょう。


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