【塾長日記】まったく最近の若者は・・・・という勘違いは、いつの世も同じものだと思います。
教室にやってきた生徒がぶつぶつ文句を言っています。
どうしたのか聞いてみると、部の後輩たちの挨拶の仕方が全然ダメなのだそうです。
「ったく、最近の1年生はなっとらん!」
ってお怒りなんですけどね。
そんな姿を見て塾長は思わず笑っちゃいました。
だって、あなたたちも去年の先輩たちに同じこと言われてたでしょ?
「え?そうだったっけ?」
中学校の3年間という狭いくくりの中でも、”最近の若い者は”的な思考になるのはとても面白いことだと思います。
俺たちはあなたたちとは違うって線を引きたくなるのは、世代は関係ないのですね。
おそらく大昔から、そしてお年寄りから若者までほぼすべての世代で繰り返されてきただろう言葉
”まったく最近の若者は・・・”
塾長もよくそう思うことがありますが、そこは一歩引いて客観的にとらえないとダメということです。
自分たちの時は良かった、自分たちは素晴らしかった、自分たちはこんな努力した、というのはほとんどの場合、幻影に過ぎないのです。
年を取れば取るほど、意識しておかなければいけないことと思います。
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