【塾長日記】答をただ写すだけなんて馬鹿馬鹿しいことは即刻やめにしようよ。
学校で課題提出を指示すると、必ず答を丸写しにして提出する生徒が居ます。
提出点を落とさないためには仕方が無い作業だとは思いますが、本当に馬鹿馬鹿しい作業です。
やっている本人たちは、まず、なぜ答の丸写しが馬鹿馬鹿しいのかということがまるでわかっていません。
面倒なことが嫌だから少しでも楽をしよう・・・と、そう思っているにも関わらず、結局は何の成果も無い無駄なことをやっているんですけどね。
例えば、
めっちゃ大変だけどめっちゃ給料をくれるバイトと、
そこそこ大変だけどそこそこ給料をくれるバイトと、
多少は楽だけど、給与もちょっとだけしかくれないバイト。
この3択の3番目を選択しているのであれば、それはまあしょうがないかなとも思いますが、答の丸写しという作業は、この3択のどれでもない場合もよくあって、
言うなれば、作業は結構楽だけど、
これってまるっきり”タダ働き”ね!
って感じ。
それをまったく疑問に思うことなく、機械のようにこなしていきます。
もしかすると、ある意味、何もやらないよりも質が悪いかもしれません。
丸写しのタダ働きになれてしまうと、例えば、提出の必要の無い授業プリントであっても、何も考えずにわざわざ答を丸写していたりします。
こうなるともう末期症状。
それってなんか意味あるの?って聞いても、そもそもその丸写しの作業自体に目的を感じていないので、自分が何を指摘されているのかすら理解できないのです。
やれ!って言われたことを、目的も考えずにただこなしていくだけ。
プリントが埋まって、目の前を通り過ぎていくことが授業であり、勉強であると思っているのです。
そんなんで良いのですか?ってことです。
塾長は、答の丸写しを完全否定しているわけではありませんよ。
時と場合によっては必要なこともあるとすら思っています。
ただ、何の目的も考えずに、何の効果もあがらない、馬鹿馬鹿しいだけの”答の丸写し”は本当にやめて欲しいのです。
ひとつひとつの作業が何のためなのか、どうすれば自分のためになるのか、少しだけ頭を使って考えるようにして欲しい・・・
そう思います。
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